卒業生インタビュー「〇〇さんの場合」／昭和自動車学校

卒業生に聞きました。
Vol.079 鈴木さんの場合

Q.	（免許取得後に）もう運転はしました？
	はい。父に隣りに乗ってもらって。3～4回ぐらいは乗ってます。
─	お父さんからのコメントは？何と？
	私には何も言ってこないです（笑。母には「まあまあだったな」と言っていて、「ただ、まだ一人で運転するには早いな」と言ってたらしいです（笑。
─	あっ！と驚かせる場面は？ありました？
	んー。そんな、ビックリさせるようなことはなかったと思うんですけど………ただ、１つだけ…
─	どうぞ。
	駐車が…（笑。深夜にTSUTAYAの駐車場で練習をしたんです。その時、（真ん中に）うまく入れられなくて、右に寄って停めて。停め終わったら、父が「…あれ？」みたいな（笑。「…これで終わりかい？」と突っ込まれました。やっぱり（場内コースのような）縁石とポールがないと…不安というか、うまくいかない（笑。でも、実は、教官からは方向変換の教習中、免許を取った後で困らないように「普段、ポールはないからね。ここを見て、ここの右にタイヤを寄せて…」と説明はして下さってたんです。でも、やってみると…全然でした（笑。どうしても右に寄っちゃいます。
─	とはいえ、楽しそうですね。
	楽しいです（笑。楽しくて。運転するのが。…でも、それはここへ通ってる時からそうでした。ホントに乗車が待ち遠しい毎日でした。

Q.	初めての乗車は？いかがでした？
	まさか初日に運転するとは思ってなくて（笑。乗車といっても、説明と乗り方の話だけかと思ってたんです。「じゃあ運転席に来て」と言われて「…え？」って。「えっ？もう乗るんですか？」と聞いたんです。「乗るよ！」と言われて（笑。ドキドキしながら…でも、すごいニヤニヤしてたと思います（笑。
─	ニヤニヤですか。
	ニヤニヤしてました（笑。ただ…最初は曲がるだけでも怖かったです。
─	え？でも、鈴木さんはすでに原付免許を…
	それ、教官にも言われたんです（笑。「普段、原付に乗ってるから、スピードは大丈夫でしょ？」と。でも、ちょっと違うんです。原付は直に風を受けるので「走ってる感」があるんですけど、車はスーと音もなく進むので…。最初は、かなり違和感がありました。
─	では、原付免許を持ってるメリットとは？
	学科やテストにはすごい活かせました（笑。標識とか、基本的なルールは知っているので。「やったことある。見たことある」というのもチラホラあって。
─	なるほど。
	ただ、車の「死角」を乗車で知ることができたのは、原付にとってもタメになりました。「原付がどこの位置にいると（車から）見えないか」「自分が車の死角にいるかいないか」を、私、今まで全然気にしてなくて。危ないこと結構してたな、と思って…。それからは車から見えるように原付を運転してます。巻き込まれないように、車からの視界に入るように気をつけてます。
─	余談ですが… 原付は雨だと大変じゃないですか？
	大変です（笑。特に寒い日がもう…。防寒で厚着もしますし、ヘルメットもかぶるし…オシャレどころじゃないです（笑。

Q.

場内コースで苦労したのは？

スピードです。直線で40km/hを出すのが…難しかったです。「速度は慣れてるでしょ？」と言われるんですけど、全然そんなことなくて（笑。

（アクセルペダルを踏んで）加速するのが遅いと40km/hは出せないし、40km/hになった頃にはもう目の前はカーブですし…。

もう、40km/hになったとたんに（アクセルペダルから足を）すぐ離す。すぐブレーキを踏んでました（笑。

Q.	その後の教習は？いかがでした？
	楽しかったです。教習が始まる前は、私と教官、二人だけの空間でどうなっちゃうんだろう…という不安はありました。怒られでもしたら…困っちゃうな、と（笑。でも、全然そんなことなかったです。皆さん、やさしくて。そう思うことがなかったです。
─	それは、例えば…？
	車の中での沈黙が…私はダメで…。普段話をするぶんの沈黙なら、全然気にならないんです。けど、運転中の信号待ちで沈黙だったらどうしよう…とか、なっちゃってたんです（笑。でも、信号待ちで（指導員が）話しかけて下さったりして、普通に会話ができて、落ち着いて運転できたので。なかには「桜が綺麗だね」と言われた方もいて（笑。
─	桜が綺麗？
	たしかにちょうどいい時期で桜が綺麗だったんです。でも、余裕がなくて、そんな外の景色を見てる余裕もなく、景色がどうだなんて一切見えていなかったので、ハッとしました。「綺麗だね」と言われたときに、「あーホントだ」と思って。なんか、フッと落ち着いて運転できた、ということがありました。沈黙があったら、もっとドギマギしてたかなと思います（笑。
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