
卒業生に聞きました。
Vol.059 佐野さんの場合
Q. | 昭和自動車学校を選んだ理由は? |
最初、別の自動車学校にしようかな、と思ってたんです(笑。 距離的にはどっちもどっちなので。 ただ、ここは学校からすぐ近くですし、学校帰りに通うことを考えると、ここかな?と。周りの皆も行くし…ということで、ここにしました(笑。 |
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─ | 入校時期が早かったですね。 |
はい。 同じ高校の子の中では早いほうでした。 |
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─ | 後から入校してくる友達に色々と質問されたりしたのでは? |
聞かれました、聞かれました。「この後(検定までの流れ)はどうなる?」とか。「乗車楽しくないんだけど」って相談されたり。 | |
─ | 何と答えたんですか? |
そのうち楽しくなるよ、って。…今考えると、結構テキトーな答えですね(笑。 |
Q. | 初めて車が動いた瞬間は? |
…えーと………… | |
─ | …覚えてないですか? |
すいません(笑。 …その前の「もうすぐ乗るんだ」っていう感じは覚えてるんですけど…。 |
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─ | 初乗車は、丸々、覚えてないですか? |
すいません(笑。 あ、ただ、最初(場内コースを)グルっと1周まわりますよね? あれ、たぶんフラフラして真っ直ぐ走れてなかったと思います。近くばっかりを見てたので。修正しようとハンドルをこちょこちょ動かして…。 |
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─ | スピードへの怖さは?いかがでした? |
怖さはなかったです。 ずっと楽しくて、40km/h出すとこはさすがに怖かったですけど、そこにいくまでは、楽しい楽しいばっかりでした。毎回、50分があっという間で、早かったです。 |
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─ | どういうところが楽しかったんでしょうか? |
運転自体楽しかったですし、先生と喋ったりするのもすごい楽しかったです。どっちが…というより、両方ですね。両方、楽しかったです(笑。 |
Q. | 印象に残ってる指導員は? |
芦澤さんです。あと、長倉さん。2人とも喋りやすかったです。話しやすくて、やりやすい、というか。 芦澤さんは…1段階の3~4回目ぐらいですかね?「この先生だ!」と思って、その時限終わりで、受付にお願いしに行きました。「この先生にしてください!」と。 芦澤さんは距離感が近い感じがあるんです。大人の方と喋る時に敬語はもちろん(必要)なんですけど、できたら教習は(敬語を使う必要がない)近い感じでできたらいいなと思ってたので。なあなあな喋り方でも受け入れてくれるような。 教習でずっと喋るので、気を遣う必要がなくて楽でいられるんです。 あと、左の路肩ギリギリで、サイドミラーが壁にスレスレの時とかも芦澤さんは「危ない危ない、擦るぞ擦るぞ」と。普通なら怒っちゃうかな?という場面でも、「危なっかしいな!」とか冗談っぽく、でも、ちゃんと言ってくれる。イイ人だなあ、って思います。芦澤さん。 教習中ですか? 結構、喋ります(笑。 私から話を…というより、奥さんの話とかしてくれて先生から喋ってくれるので、自分も喋りたくなってきて(笑。 常にリラックスできる状態にしてくれるというか。 長倉さんもそこは同じで。信号待ちでリラックスしすぎて、信号変わったの見てない、とかありました(笑。 ただ、長倉さんは若い男性の先生だけに、最初、先入観というか、ちょっと… |
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─ | 警戒してた、と。 |
や、そこまではいかないんですけど(笑。 ちょっと冷たかったらヤダな、とか。怖いかな?なんて思って…。 あと……これ、怒られるかもしれませんが… |
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─ | どうぞ。 |
チャラそうだな、と(笑。 そしたら、全然そんなことなくて。 初路上の日に長倉さんだったんですけど、雨で渋滞で何回も止まって、そのとき色々喋ってくれて、(印象や)見方がガラッと変わりました。イイ人だなあ、と思いました。 |
Q. | 苦労したのは? |
んー…苦労って言うほどの苦労はなかったような… | |
─ | では、S字・クランクは? |
S字もクランクも、自分的には大丈夫だったかな…と。 でも…最初の頃、S字は「ま、でも、落ちずに通れたらいいか」ぐらいに結構軽く考えてて。脱輪して「あ…」みたいな(笑。 それまで(脱輪せず)通れてはいたんですけど。幅が寄ってました。車輌感覚が完璧じゃなかったんです。 |
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─ | では、脱輪の原因は? |
先生には「ハンドルをきりすぎて脱輪してる」と言われました。「ハンドルはちょっとでいいよ」と。 ポイントとしては、遠くを見ること。手前の近くばっかりを見て、「ああマズイ。落ちる」と思ってハンドルをきってたんです。それを意識するのと、あと、先生が道路に黒いゴム板を置いてくれて、「あれを踏むように通ってみて」と。ハンドルをそこまできらなくても脱輪はしないよ、という、そういう感覚を教えてもらいました。そこはハッキリ覚えてます。1回目でゴム板に乗って、「乗った!」と言ったので(笑。 で、それ以降、S字は大丈夫になりまして脱輪もしなくなりました。そしたら、今度は逆にクランクができなくなりまして…(笑。 |
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─ | それはどうやって克服を? |
(クランクの)ポールぎりぎりでぶつかる寸前…というのが何度かあって…その後、クランクを何回もやってもらいました。 ハンドルをきるタイミングを教わりつつ、自分でも「このへんが(ポールに当たる)ギリギリかな?このへんかな?」とか考えながら、探りながら、感覚を体で覚えていった感じです。 「Q、あーやっちゃった、という失敗談は?」 |