
卒業生に聞きました。
Vol.055 芦沢・菅沼・鈴木さんの場合
Q. | 免許取得後、運転してみていかがですか? |
菅沼 | 楽しいですね。 もう毎日、結構乗ってます。 …運転ですか? 運転は…すごい指導されてます。お母さんから(笑。 ブレーキの踏み方が甘いとか、「遅い!」とか(笑。 反論は…しないです(笑。 ただ黙って運転してます。 |
── | 鈴木さんは? いかがですか? |
鈴木 | 私は、お母さんの車でちょこちょこ練習を。
駐車が苦手なので、車がいないスーパーの広い駐車場に行って。
お母さんにみてもらったりして。
そうですね。
(お母さんは)スパルタ指導です。どの教官より怖かったかも(笑。 …練習の成果ですか?…あんまり変わってないかも(笑。 |
── | 芦沢さんは? |
芦沢 | 私も運転はしてますけど、
まだ一人きりの運転は怖くて、無理です(笑。 そうですね。お母さんがナビ役をしてくれて。 私はそんな、あれこれは言われたりはしないんですけど、お母さんが「アッ」「ワッ」とか大声をあげるので。 それにビックリしちゃう…という(笑。 |
Q. | 実際に運転していて、教習のことを思い出したりします? |
菅沼 | えーと…んー…。特にないかも(笑。 教えてもらったことが常に当たり前になってるので、これっていうのはないような。。すいません。 |
── | なければ、全然いいんです。大丈夫です。 |
菅沼 | あ、でも、雨の日は… 「雨の日の運転はいつも以上に車間距離をあける」というのは、特に意識してます。 |
── | はい。ありがとうございます(笑。では、鈴木さんは? |
鈴木 | 私は、信号待ちで前の車についていっちゃうクセがありまして。悪いクセと言われてて。 (前の車が動き出すと)何も考えずにフーっと 自分も動き出しちゃう。 「あ、ヤバイ。言われてた」と思い出します。 |
── | では、芦沢さんは? |
芦沢 | 私は巻き込み確認ですね。
巻き込み確認するたびに、フッと毎回思い出します。 小林英里香さん(指導員)が担当だったんですけど、巻き込み確認で(助手席の)小林さんと目が合っちゃって、笑いあった、ということがたびたびあって。 小林さんが「目が合ったね」って(笑。 それを思い出しちゃう。 |
Q. | 初めての技能教習。初めて運転した瞬間、いかがでした? |
菅沼 | 怖かったです。
最初、とにかくカーブが怖くて、ノロノロと。 あとで「さっき何km/hで走ってたと思う?」と聞かれて、30km/hくらいかな?と思ってたら、「10km/hだよ」って。 自分には運転無理かも…と、絶望しました(笑。 |
── | では、鈴木さんは? |
鈴木 | 私は、楽しかったです。
リアルな「マリオカート」かと思いました。ゲームセンターにある「マリオカート」だと。アクセルとブレーキがあって。「えー何これ?楽しい!」って。 なんか、すごい、踏めばビュンビュンスピード出るし…。 |
── | スピードへの怖さ、なかったですか? |
鈴木 | なかったですね。(指導員から)「怖がんないね」と言われました(笑。 |
── | へえ。そうなんですか。 |
菅沼 | 私、ちょうど彼女(鈴木さん)と初乗車が一緒だったんですけど、すごい笑顔の彼女とすれ違いました(笑。 めっちゃ速いスピードで。 こっちは怖くて真顔なのに、メチャクチャ笑顔でした(笑。 |
鈴木 | すごい楽しかったです(笑。 |
── | 芦沢さんは? |
芦沢 | 私は初乗車、あんまり良い記憶がなくて…。
19時からの教習で夜の、雨がどしゃぶり(笑。 前が何も見えないし。怖かったです。 何も分からず。ワイパーがこんなだし(笑。 2回目の乗車ですか? そのときは、日中で晴れてました。 ただ、運転、怖かったですね。スピードもあるし。 怖くなると、ブレーキも踏めなくて、口で怖い怖い言ってるだけで、そのまま車が動いてく…みたいな(笑。 |
── | 慣れてきたのはいつごろでした? |
菅沼 | 怖さがなくなってきたのは、1段階の途中ぐらいです。 最初はカーブを曲がるのもノロノロで、 カーブとか交差点で脱輪しそうになって。 |
── | え…? S字とかではなく、普通のカーブで? |
菅沼 | はい。ただのカーブと交差点で、脱輪しそうに…(笑。 とにかく車の幅が分かってなくて、 車幅の感覚が全然つかめてなかったんです。 で、佐野さん(指導員)に「交差点で1回脱輪してみ」と言われたんです。 で、あえて脱輪してみる。 そうすると、ここまでなら大丈夫、ここまでいくとアウト、という幅が自分でもなんとなく分かってきて。運転しやすくなりました。 上達したというか、そこから、前にあった怖さがなくなりました。 |

Q. | では、オススメの指導員は? |
菅沼 | 佐野さんです。佐野さん、話しやすかったです。 私、人見知りで、運転も余裕がなかったりで、 最初のうちはそれほど喋れなかったですけど、 路上に出てから、世間話とかもできて。楽しかったです。 |
── | 鈴木さんは? |
鈴木 | 私は後藤さんです。
後藤さんに初めて教わった時に「教え方うまいなぁ、この人」と思いました。 おじいちゃん先生には申し訳ないんですけど、言葉が難しくて。。返事はしてましたけど、正直、何言ってるのか分からないままだったんです。。 後藤さんは、のほほんとしてて、分かりやすかったですね。 一つ一つを丁寧に教えてくれますし。 ずっと後藤さんだったらいいのに…と思って、 「先生がいいのにな」とずーっと後藤さんに愚痴ってたら、「担当にもできるよ」と。 で、受付のお姉さんに頼みに行ったんですけど、 後藤さんが若い男の先生だけに、なんか…さすがに言いにくくて… |
── | あー。分かります。 |
鈴木 | で、彼女(菅沼さん)についてきてもらいました。 |
菅沼 | ついていきました(笑。 |
── | なるほど(笑。では、芦沢さんは? |
芦沢 | 私は小林英里香さんです。
私もお願いすれば担当にできると、こっち(二人)から情報を聞きまして。即、小林さんを担当にしてもらいました(笑。 同性で同じ女性のほうが喋りやすいですし、 小林さんは説明もすごい分かりやすくて。 …例えばですか? 例えば、駐車でバックするときに、ハンドルをどっちに回せばいいか分からなくなる瞬間があって。 「そういうときは、入れたい方向にお尻をキュッとやるといいよ」と。 |
鈴木 | 「お尻をキュッと」じゃなくない?(笑 |
芦沢 | キュッとするじゃないか。何だっけ?(笑 |
鈴木 | 「自分のお尻をイメージして、入りたい方向へハンドルを回す」でしょ? |
芦沢 | あー、それそれ。それです(笑 |
Q. | 苦手だったのは? |
菅沼 | S字ですね。 修了検定を受ける2時限前ぐらいに、S字で脱輪しちゃったんです。 S字が怖くなりました、初めて。普段しないところで脱輪して、そんなとこで脱輪なんて…と悲しくなっちゃって。。 そしたら、望月さんが「慣れててもそういうときはあるし。忘れて。オジさん、もう覚えてないから」 と言ってくれて…。 はあ、やさしいな、と。 それがすごい嬉しかったです。 その後、望月さん(指導員)がそこを何回もやってくれて。はげましてくれて、 重点的にS字をやってくれたので…。 なんとかなりました(笑。 |
── | 鈴木さんは?苦手だったのは? |
鈴木 | カーブとS字ですね。S字で脱輪しまくってて…(笑。 (指導員に車幅の)左の感覚がまったくない、と言われました。 |
── | どうやって克服したんですか? |
鈴木 | 大型トラック用の(ゆったりとした)S字を何回も通って、左端に寄せて走ってみて、左の感覚をつかみました。
たぶん通常のメニューとは違うと思うんですけど、分かるまで先生がつきあってくれました。
その先生が誰だったか、記憶が定かじゃないんですけど…(笑、 感謝です。 |
── | 芦沢さんは?苦手だったのは? |
芦沢 | 私もカーブとS字が苦手でした。 |
── | どうやって克服を? |
芦沢 | んー。克服できたのかどうか…(笑。 「目の前じゃなくて、進む先に目線をやる」 とか…あるんですけど、もう、とにかく脱輪だけはしないように…というだけで。 私、もう教習3回オーバーしたので、運転向いてないな、と。 心が折れたまま、なんとか最後まで…こなした、という感じです(笑。 |