従来の教習車に比べ、車のサイズも少し小ぶりになりました。
車体の幅が4.5cm小さく、全長が7cm短くなっています。
左右非対称のデザイン
デザインも赤と白で違います。ソウルレッドを活かして上品にまとめたAT車。SHOWAカラーの水色と赤色を大胆にあしらったMT車。いかがでしょうか?「…どういうつもり?」と言われました。
これ、じっくり見ていただくと分かりますが、実は「昭和自動車学校」という日本語表記がどこにも書かれていません。
つまり「一見して、どこの自動車学校の車なのかが分からない」のです。
白いMT車にいたっては両サイドのロゴマークですら不完全な姿です。
一般的には「走る広告塔」と言われる教習車だけに、このデザインはかなり挑戦的でリスキーなもの。正気の沙汰ではないそうです。
「本当にコレでいいのか?」「10年間は使う車だぞ?」と、社内でも随分と揉めました。何度も議論を重ねましたが、斬新デザイン支持派の意見は覆らず。。
結果、「教習車に〇〇自動車学校と書くのは、今どき古い」という考えに至りました。
これで覚えてください。
水色と赤色のカラーだけで「あ、昭和自動車学校だ」と気づいてくださると嬉しいです。 いつの日か、デザインに「公認 昭和自動車学校」という表記がしれっと書き加わっていたら、その時は「ああ、不評だったんだな…」とご判断ください。公認 昭和自動車学校