昭和自動車学校昭和自動車学校 0545380110 0545380110
 
卒業生に聞きました。
 Vol.114  野澤さんの場合
Q.
入校前に下調べはしました?
そこまで詳しくは調べてないんですけど、WEBを見て、「どういう雰囲気なんだろう?」とか「どういう指導員さんがいらっしゃるのか?」とか見たりはしました。ちょこちょこ。
なんか…怖い人がいたらどうしよう…とか思って(笑。
ヤバイ人がいないか、チェックを?
しました(笑。
実際に通い始めてみて、想像と違いました?
そうですね、「もう運転するの?」とは思いました(笑。
前日に受付へ行って(入校の)手続きをして、次の日に入校式を受けて、「え?もう乗るの?」という。
もっといろいろ説明があって、話を聞いてから…とか思ってたんです。なのに、どういうことをするのかあんまり分かってない状態のまま、いきなり乗車というか。
展開が早くて。ビックリしました。「車を運転してる」というのが、こんなに早く実感できるんだ、と。
Q.
「先に言ってて欲しかった」と思ったことは?
「とにかく学科は早く受けたほうがいい」というのは、もっと言って欲しかったかな、とは思います。
もちろん、スケジュール表も事前にもらってあって、いつまでに終わらせなきゃいけないというのは把握してましたし、説明もちゃんと受けてはいるんです。
はい。
でも、(オンライン学科なので)自分で時間を決めて受けるので、先延ばし先延ばしにしてしまって─
なるほど(笑。
知ってたら、計画を立てて、早めに学科を終わらせて、もっとテスト(効果測定)も受けられたかな、と思いました。
では、実際は?
期限(学科をすべて履修する)が迫ってきて、あー月曜までに受けなきゃ…という感じで追い込まれてました(笑。
もうあと何時間しかない!みたいな。焦ってましたね。
 
Q.
初めて車を動かした瞬間、いかがでした?
最初の1時間目はAT車だったんですけど─
はい。
アクセルとブレーキを踏んで車を動かすというのは分かってたんですけど、実際やってみると、意外と(ペダルが)踏まないし、踏めないな、と思いました。
ブレーキはちょっと踏むだけでギュッと停まるし、アクセルは…ビビリなので、ビクビクしながらで全然踏めなくて…。
想像とは違って、運転してやってみなきゃ分からない感覚だったな、と思いました。
想像以上?
思ってた以上に、予想外のことが多かった、という感じでした。
ビクビク感は、すぐに消えました?
いえ。最初はもう、ずっとビクビクしてました。「私が車を走らせちゃっていいの?」みたいな。
やっぱり入校してすぐでしたし、「自分にその資格があるのか?」とか「道路だよ?道路を私が走らせていいの?」とか思ってました。
あと、周りの他の車に迷惑かけたらどうしよう、とか、私が事故を起こしたらどうしよう、とか。
Q.
では、MT車での初回はいかがでした?
頭がショートしそうでした(笑。
元々、親がMT車を乗っていて、どういう仕組みかとかは教わってたので、なんとなく想像はできてたつもりだったんですけど、やっぱりいざ実際自分が運転すると、想像以上で。
やることなすこと、一つ一つがたどたどしくて。「…あれ?」「あれ?」みたいな(笑。
MTは色々と考えることがありすぎて、ATよりもさらに色々なことに気をつけなきゃいけなくて。ギアの心配もそうだし、クラッチもあるし、もう頭がパンパンで。
左手も左足も休みなく使いますしね。
はい。
停まってる時ですら…
そう、そうなんですよ。停まってる時ですら休めない、というか。ずっとクラッチ(ペダルを)踏んでないといけないし。
常にエンストすることへの恐怖みたいなのが頭にあって、クラッチ踏んでないと、すぐ「エンストしちゃう!」と思ってしまって。
Q.
そもそもMTにしようと思ったのは?
キッカケは両親ですね。両親がどっちもMT車に乗ってるので。二人からの影響で。
もちろん他にも周りでMTを取った人もいるので、話を聞いた上で自分で決めた、というのはあるんですけど。
ただ、MTさえ取っておけば、今後、MT車でもAT車でもどっちも乗れるので。MTのほうが今後のためにもなるかな、と。
指導員からの「MTは難しいよ」圧力は?ありませんでした?
思い返せばですけど、最初の1時間目で、ちょっとありました(笑。
「え、そう言われるってことは…私、MTに向いてないのかも」「そんなに心配されるレベルってこと?」「ATにしたほうがいいの?」と一瞬揺らぎはしました。
そうでしたか。。
でも、それっきりで、それ以降は何も言われなかったので。特に気にせず、やってました(笑。
良かったです(笑。
 
Q.
乗車の後のお疲れ具合は?
最初はやっぱり相当疲れてました。頭も疲れるし、体も疲れるし。なんなら乗車がない日も疲れてました(笑。
考えちゃうんです。こうすればよかったな、もっとあーすれば良かったと考えながら帰って。また、帰った後も延々と考えて…。
やっぱり慣れてないことをしてるので、疲れますね。
Q.
心が折れかけたことは?
私は苦手だったのが『右折』で。右折した先で左に寄せるのがなかなか…こう上手くできなくて。
それは右折の瞬間?曲がった後ですか?
曲がった後です。曲がった後の寄せですね。
特に(校内コースの)南の交差点を右折して西へ行く時に、道の左側へ寄せる(キープレフト)というのができなくて。
自分では寄せてるつもりなのに、毎回、「もうちょっと左に寄せて」と指導員さんから言われてたんです。
なんで何回やってもできないんだろう、と悩んじゃいました。自分はこんなこともできない? ただ曲がるだけなのに、と。
なるほど。
まず曲がる時に、1に落とすのか2に落とすのかで迷うんです。で、ギアを変えつつ、周りを確認して、曲がった先でキープレフト…。
しかも、まだその時はギアの位置にも慣れてなくて。ちゃんと入るようにギアを一瞬チラ見して。(視線を落とした)その一拍でやっぱり他の動作が全部遅れちゃって、停まりそうなぐらいノロノロのスピードで曲がったりして…(笑。
その苦手はいつまで続きました?
(修了検定前の)みきわめの前にはもう克服できて…できてたかな?…と思うんですけど(笑。
Q.
では、エンストに関しては?
エンストはメチャクチャしました。それも路上で。2段階の路上でたくさんエンストしました。
1段階では?
1段階では、坂道を初めてやった時にエンストしたぐらいです。
優秀ですね。
いえ、ビビりなんです、私。すごい(アクセルペダルを)踏むの弱くて。大きな音が出せなくて。
と、言うと?
ブォーンって(エンジンの)音が大きいほど、ギュンと急発進しそうで、ちょっとしか踏めなくて。
エンストこそしなかったんですけど、(踏み具合が弱くて)うまく繋がってなくて、車がガタガタガタ…ってなったりはしてました(笑。
 
Q.
一番印象に残ってる指導員は?
他にも色々と印象に残ってる指導員さんはいるんですけど、私がすごい分かりやすいと思ったのが─
どうぞ。
齋藤さんです。
運転してて分かりやすいんです、斎藤さんは。クラッチの原理も分かりやすく説明してくださって。
あと、毎回、教習の終わり際に、今日どうだったかを聞かれるんですけど、その振り返りの時間が良くて。
今日は何を意識してやったか、自分の言葉で私が言って。それに対して、齋藤さんから「こういうとこが良かったよ」「次はこうしてこうね」なんて話が返ってきて。
自分も言語化することで再認識できるところもありますし、ここはできたとかここはできなかったっていう自己評価もできて。ちゃんと成長できてる!という実感が持てたというか。
それは良いですね。
あと、印象に残ってるのが、方向変換で。
方向変換の時、ドアミラーを元に戻してから発進するんですけど、動かしてないほうのミラーまで動かしてしまって、ミラーが明後日の方向に向いてて。おもしろいね、と一緒に笑ってくれて。
ほっこりエピソード(笑。
さっきも卒検終わった後に齋藤さんが「おめでとう!」と言ってくれて。嬉しかったです。
Q.
MT車に乗る両親へアドバイスを求めたりは?
しました。聞いたんです、坂道発進ができなかった時に。
「坂道発進で、ガタガタならずに、どうやって綺麗につなげてるの?」と聞いたら、「感覚でやってるから、そんなの分かんないよ」と返ってきて。そこから親に聞くのはやめました(笑。
聞きたいことはこっちに来て聞くようにしました。
では、助手席でご両親の運転を見たりは?
それはしてました。
ガン見ですか?
ガン見ですね(笑。
ギア操作の素早さとかもそうですし、どの道で何速を使うのか、とか。
自分が運転してるつもりで重ねて見てて、ガタガタしそうになる前にパパッとギアを変えてる!とか気づいたり、この道でこの速度は出せないな…とか思ったり。
では、ご両親は何気なく運転してても─
見てるこっちは「スゴッ!」「ウマっ~!」と思って見てます。言いはしないですけど(笑。
Q.
修了検定、緊張のピークは?
ここに来るまではそんなに緊張してなくて、「まあ、いつも通りやれば、絶対大丈夫」と思ってたんです。
ただ、MTの人はそもそもそんなに(人数が)いないので、私がトップバッターで。うわーと思って。
検定の順番が1番手。
ホントは、他の人の坂道発進を見て、参考にしたかったんです。なので、とたんに緊張してきて。
坂道以外で不安だった点は?
あと、S字がちょっと…。1回教習で脱輪したことがあったので、ちょっとだけ不安でした。
私は座高が低いので、S字も下(ボンネットごしの景色)が見えにくいんです。道にちゃんと入れてるか、ちゃんと通れているか、いつも予測しながらやってるので。
本番ではいかがでした?
なんとかうまくできました(笑。
 
Q.
2段階の路上教習はいかがでした?
まず、自分がいかに周りの邪魔にならないか、ということをすごい意識しました。あと、「昨日、仮免許もらったばっかりなんだけど…いきなり運転していいの?」という─
再び『私が運転していいの?』感が?
ありました(笑。
では、実際に路上を走ってみて、違和感は?
これは皆さん言ってると思うんですけど、場内での40km/hと路上での40km/h、全然違うなと思いました。路上だと40km/hってアクセルをそんなに踏まなくても出ますし。スピードの感覚の違いはすごい感じました。
ちなみに、あのビクビク感が消えたのはいつ頃?
路上にも少し慣れてきて…場内の課題をやる頃(路上の7~8時間目)には、もう全然思わなくなりました。
Q.
路上で嫌いだった道は?
坂道で信号があるところはマジで通りたくなかったです(笑。
細くて、坂道で、信号待ちが発生するところ、その全般です。坂道発進する必要がないところですね。
では、工業高校前の横断歩道は?
ちょっと嫌ですね。渡る人が見えたら、「早く、早く渡って~」と思ってました。
やっぱりMTなので、後ろにいる車に申し訳ないというか。自分がちょっとでももたつくだけで迷惑をかけてしまうし。ちょっと下がったりしますし。実際、エンストもしましたし(笑。
なので、ルームミラーで後ろがいないか、走りながらチラチラ見てました。坂道じゃなくても、結構、後ろとの車間距離は気にして見てました。チラチラと。
Q.
では、最後に。教習で恥ずかしかったことは?
路上に出て最初の頃なんですけど、踏切で一時停止し忘れてしまって。
手前で「踏切だよ」「踏切だよ?」と言われたんですけど、「え?踏切が何ですか?」という感じで、まったくピンときてなくて(笑。
急ブレーキを踏まれて、止めてもらったということがありました。「踏切だから、ちゃんと手前で一時停止しないと」と言われて、ハッとして。
恥ずかしかったというより、ヒヤッとした経験ですね(笑。

Vol.114 野澤さんの場合

 
 
    車種
普通車(MT)
 
    プラン名
夏の短期
 
    スタート日
07月31日
 
    卒業日
08月25日
 
    通学した日数
20日
  入校時の
お支払い
  その都度 
お支払い
  追加
料金
   教習料金(学科&技能) 244,200 円 
   入学金&諸経費 51,050 円 
 検定料金(修了&卒業)  11,000 円 
 家族割引 - 5,000 円 
   仮免許受験料 1回 1,700 円 
 仮免許証交付手数料  1,150 円 
   キャンセル料金 0回 0 円 
合計  304,100 円
(税込)

※卒業までの日数や規定時間を越えた追加料金には個人差があります。ご了承ください。