昭和自動車学校昭和自動車学校 0545380110 0545380110
 
卒業生に聞きました。
 Vol.104  藤田さんの場合
Q.
入校してみて、想像とは違いました?
  違いました。自動車学校というだけに、なんとなく建物も3階建てぐらいのビルなのかな、と。あと、学科も(大学のような)大講義室みたいな広い空間で…大人数で授業を受けるのかな、なんて思ってました。
すいません、全然違いましたね(笑。
 想像してたより…少人数でしたね(笑。
ただその代わり、先生はいっぱいいるな、と思いました。
あ、そうですか?
  先生がいっぱいいて。で、その中の一人の先生が(自分のことを)つきっきりで卒業までずっと教えてくれるものだと思ってたんですけど─
はい。
  でも、実際は4人ぐらいの先生でグルグル回ってる感じ(班制)でした。
それはそれで良かったんですけど(笑。
 

「もしかして、理系ですか?」

Q.
特に印象に残っている指導員は?
 鈴木英正さんです。
鈴木さんは説明のひとつひとつが全部、論理的で。ハンドルを回すタイミングまで論理的なんです。で、私、一回聞いてみたんですよ。「もしかして、理系ですか?」と。
はい。
  そしたら「えっ?何で分かる?」と言われて。
何と返事を?
  「理系感がにじみ出てますよ」と(笑。
鈴木さんは「教習生に初めて言われた」と言ってましたけど…いやいやいや、どう見ても─
にじみ出てます?
  出てますね(笑。
それから「実は…学生の頃、理系で数学科だったんだよね」とか教えてくれて。
(推測が)ズバリ当たったそのやり取りがすごく印象に残ってます。
他の指導員ともそんなやり取りを?
  はい。運転しながら、ときどき雑談もしつつ。
ただ、それは先生によりけりです。こちらに話を振ってくれる先生もいれば、会話も必要最低限であまり雑談もせず指示がメインという先生もいらっしゃいますし。
なるほど。ちなみに、指示に対してはどういう返事を?
  「ハイ、分かりました」ですね(笑。
イイ返事ですね(笑。
  返事はイイんですけど、指示どおりにはできないことも多くて…。特に最初の頃は、できないことも多くて、運転中に「うわ!ヤバッ!死ぬ!」ばかり言ってました。
…え? 口に出して?
  口に出して、です(笑。
こっちも(運転で)必死なので独り言も言いますし、やっぱり身振り手振りも多くて。「うわっ」「ヤバッ」「死ぬ」と、しょっちゅう口にしてました。
でも、なかには(独り言に)反応してくださる先生もいて、「死なないから大丈夫よ」と。
面白い(笑。
  「大丈夫、何かあったら補助ブレーキを踏むから」「大丈夫よ」と言ってくれました。
では、印象的だった教習は?
  山道に行く『特別教習(2段階)』ですね。
(指導員が)藤原さんとだったんですけど、初めてドライブしてる感じがしたんです。それまでずっと住宅街ばかりを走ってきて、いつもとは景色も違うし、信号も少ないし。のどかな田舎道を私が運転してる、という。すごい印象に残ってます。
Q.
運転で難しかった点は?
  (教習の)課題ではないんですけど、「経験の一つとして、クランクをバックで通れるかやってみよう」と言われて。それは難しかったですね。
そりゃそうでしょ(笑
  一応、やりはしたんですけど、これは無理!と思いました(笑。
では、S字やクランクは苦にならず?
  そうですね。あまり苦手意識とかもなかったです。 というのも、S字もクランクもどちらも脱輪したことがなくて。
へー。
  ただ、それも「なんとなくできてた」なんですよ。確実に「できる!」という感覚がないまま、なんとなくきてしまったので、いざ本番のことを思うと…不安はありました。
どうやって不安を解消したんですか?
  回数を重ねていって、なんとなくコツは掴んでたような気はします、最終的には。あんまり覚えてないんですけど。
運転は最初から順調だったんですか?
  いえ。運転中につい(手元の)ハンドルを見ちゃったり…とかありましたし。あと、最初の頃はブレーキを踏むと、毎回(停車時の反動で前のめりに)ガクン!となってました。
なるほど。
  先生から「ゆっくり踏んでいこう」とか「そっと踏んでね」と声をかけられていて。
いや、自分ではそぉっーとブレーキ踏んでるつもりなんです。でも、何回も言われるってことは、そういうことなんだろうな、と。やっぱり踏めてないんだろうな、と思いながら反省して─
どうやって慣れました?
  ……それもちょっと記憶が……半年前(※)の話なので…(笑。
それもそうですね(笑。
 

※藤田さんは、1段階を2~3月の春休みに、2段階を8月の夏休みに実施する『春・夏プラン』でした。

 

 足がガクガク震えました。

Q.
その半年前の修了検定はいかがでした?
  緊張で足がガクガク震えました。受検者が3名いて、私がトップバッターだったんです。
自分がAT、あとの2人はMTで、どちらも初対面の男性で。後ろ(後部座席)に人を乗せたこともなかったですし、ましてやそれが初対面の人で。しかも、検定の本番じゃないですか。
私、あのピリピリした雰囲気もすごい苦手で。
あー分かります。
  先生は教習と違って無言ですし、いつもと全く違う緊張感の中で運転して…。結果は良かったんですけど、すごい緊張しました。
では、直近の話を。8月から始まった路上教習はいかがでした?
  まず、運転すること自体が久々で、(慣れるために)中の場内コースで1時間くらい練習するんだろうな…と思ってたんですよ。それが─
いきなり路上に出ますよ、と。
  はい。「えーいいの?こんな人間が運転していいんだろうか」とか思いながら…。
でも、意外とできました(笑。
半年ぶりで運転の感覚も忘れかけてたはずなんですけど、意外とできて。
ただ、周りにはホントに車がいますし、下り坂だと勝手にスピードが増していきますし。「怖い~」とか言いながら運転してました。
気持ちが言葉に出るんですね(笑。
  「怖いー怖いー」と、ずっと言ってました。
でも、「(怖いという)その気持ちは大事だよ」「ずっと持ち続けててね」と言ってくれる先生もいて。
あら。いいこと言いますね。
  あと、「できてるんだから、自信もってやりなさい」と言われたり。
 

 親戚のおじさんみたいな…

Q.
では、路上での運転で気を付けた点は?
  気をつけたのは安全確認です。周りは(教習車ではない)本物の車ばかりですし。歩行者もいるし、自転車もいるし、で。
一旦停止した場面で先生に「行っていいよ」と声をかけられても、「え?ホントに?」「行っていいんですか?ホントですか?」と聞き返して、何回も左右を確認してから発進してました。
路上で苦手だったのは?
  苦手だったのがドアミラーですね。
ドアミラーから見える後続車との距離感がまったくつかめてなくて…。思ったより近かったり、思ったより遠かったり。…というか、今でも慣れてないです。いまだに苦手です(笑。
では、路上で嫌いだった道は?
  吉原三中を北にあがるクネクネの登り坂です。
あの道ですれ違う…ビュンビュン降りてくる対向車が怖くて、左に寄りすぎて、よく藤原さんに直されてました。
対向車が来るたびに、ついつい左へ左へ、だんだん左に寄るので、藤原さんがハンドルを右にクイッとやってくれて。
この『左に寄っちゃう癖』がなかなか治らなくて、(癖が)5~6時限目ぐらいまで抜けなかったです。
では、路上で(指導員に)急ブレーキを踏まれたことは?
  3回ぐらいありました。
信号のない交差点で、いきなりバイクが横から出てきて、ガンと踏まれたりしたことがあります。
踏まれて(指導員に)ムッとしたりは?
  ビックリはしますけど、それでムッとするとかは全然なくて、むしろ「ありがとうございます」ですね。おかげで事故にならずに済みました、ありがとうございます、という。
それに、一度急ブレーキを踏まれたら、その場所とか似た場面で絶対に気をつけるようになりますし。
では、路上で印象に残ってる指導員は?
  といっても、路上での先生は、80%が藤原さんと望月さんだったので。藤原さんと望月さんです(笑。
藤原さんは、あんまり細かいことは言わなくて、ホントにマズイ状態の時にだけ手助けしてくれる、という感じで。横からスッとハンドルを右に直してくれたり。
望月さんは、できたらメッチャほめてくれますし、できなかったら「今のはこうしたほうが良かったよ」と教えてくれますし…あと、望月さんはアレですね、たまに親戚のおじさんみたいな顔になるというか。
親戚のおじさん?
  検定直前になってくると「今までどおりやれば大丈夫だから」とか、「練習でできてるんだから、練習どおりね」とか。
なんか、親戚のおじさんみたいです。ゴキゲンな親戚のおじさん(笑。
 

 どうしよう どうしようと…

Q.
卒検で、これはイケた!と思った瞬間は?
  『イケた!』は思ってないです。全然そうは思えなかったです。ウインカーが早い、速度出そう、と言われたので。
(終了直後の)講評で?
  いえ、検定中に、です。
「ウインカーが早いです。1回しまって」と「速度を出しましょう」と(検定員に)2回声をかけられたので。どうしよう、どうしようと思いながら運転してました。
コース(順路)自体はそんなに難しくないコースだったんです。交通量も少なくて、たいした危険もなく。
でも、声をかけられてたので。しかも2回も。どうなんだろ、どうなんだろと思いながら。自分の番が終わっても、まだ(場内コースでの)課題の縦列駐車が残ってるので、終始ずっとドキドキしっぱなしでした。
ただ、最後全部が終わって、講評で「基本的な操作はできてる」とは言ってくれたので。(合否は)五分五分かな、と思ってました(笑。
 
Q.
免許取得後、運転しました?
  しました。 父に助手席に乗ってもらって、富士宮まで行く途中、夜の田舎道で運転しました。
車が軽自動車で、(教習車に比べて)アクセルペダルが小さいんです。すごい違和感がありながら、アクセルとブレーキを練習して。慣れてくるまで練習しました。
お父さんから何かアドバイスが?
  はい。「もっと速度出して」とは、かなり言われました。父が指導員の先生みたいで。私も返事が「ハイ」「ハイ」になって(笑。
「この次の交差点、左に行ってね」「ハイ」みたいな。
娘の運転についての感想は?
  直接、感想は聞いてないんです。けど、家族に「(娘の)運転はどうだった?」と聞かれて、 父が「あー。上手かったよ」と答えてたので。一安心しました(笑。

Vol.104 藤田さんの場合

 
 
    車種
普通車(AT)
 
    プラン名
春・夏プラン
 
    スタート日
02月02日
 
    卒業日
08月20日
 
    通学した日数
33日
  入校時の
お支払い
  その都度 
お支払い
  追加
料金
   教習料金(学科&技能) 227,700 円 
   入学金&諸経費 51,050 円 
   春夏プラン割引 -20,000 円 
 検定料金(修了&卒業)  11,000 円 
   仮免許受験料 1回 1,700 円 
 仮免許証交付手数料  1,150 円 
   原付講習(任意) 1H 2,200 円 
   キャンセル料金 0回 0 円 
合計  274,800 円
(税込)

※卒業までの日数や規定時間を越えた追加料金には個人差があります。ご了承ください。