卒業生に聞きました。
Vol.069 野村・渡邉さんの場合
Q. | 初めての乗車はいかがでしたか? |
渡邉 | 私、想像だと、もっと簡単にヒューと乗れるもんだと思ってました。実際、乗ってみたら…全然違った(笑。 フラフラして右に寄ったり左に寄ったり…。そもそも私、教習でほめられたことなかったですし(笑。 もう、「早く降りたい」。早く降りたい!と思ってました。で、一刻も早く帰りたかった(笑。 バイトより嫌だった。 |
─ | アルバイトより? そこまでですか? |
渡邉 | 最初の頃だけですよ? 最初だけですけど、最初の頃は、ホントに嫌だった(笑。 |
─ | 野村さんは?初めての乗車、いかがでした? |
野村 | 怖かったです。元々、自分が運転できるようなるとは思ってなかったので。 |
─ | では、車が初めて動いた瞬間は?どんな感じでした? |
野村 | 「やばい、私、運転してる」みたいな(笑。 信じられない、というか…。母にも「アンタが運転するなんて信じられない」と(笑。 |
─ | 怖さがなくなったのはいつ頃でした? |
野村 | 怖くなくなったのは…2段階に入ってからです。修了検定に受かったことが大きかったのかも。それまではやっぱり怖さがありましたし、「これでいいのかな?」とか不安もあったんですけど、検定に受かったので(笑。 「これで良いんだ!」と思えたし、受かったことで乗車がめっちゃ楽しくなりました。 |
─ | では、渡邉さんは?楽しくなってきたのはいつ頃から? |
渡邉 | んー。運転に慣れてきて「乗れるようになった」と共に…やっと楽しくなってきたかな、と。 …具体的に?ですか?路上の2回目でダメ出しがなくなって、先生と会話するようになってからだと思います(笑。 それまで(1段階)は、とにかく運転に必死過ぎて…安全確認なんかも細かくダメ出しされてましたけど、だんだんイメージトレーニング…というか、頭の中で振り返ってイメージをしてたら、「怖い」「怖そう」がだんだん消えてって。そこから楽しくなりました。 |
─ | それまで「ほめられたことがなかった」、と? |
渡邉 | 場内で初めて40km/hを出す場面でパッと出せた時にほめられただけで、ホントそれぐらい。その時だけです。私、ホントほめられたことなくて(笑。 |
野村 | ウソ?中司(指導員)さんは? |
渡邉 | あ、中司さんは、やさしいから(笑。 私のことをほめてくれるのは、中司さんだけ(笑。 教習が終わって、いろんな先生に「私、ヤバイですよね?」と聞くと、皆、返事に困って。「んーー」みたいな(笑。「ちょっとオーバーすることになるかも…」って結構早い段階で言われてましたし(笑。 まあ…結果、なんとかオーバーせずにいけたんですけど。 |
─ | 野村さんも最初は「一刻も早く帰りたい」と? |
野村 | いいえ(笑。 私は乗車以外でも、ずっとここにいました。 |
渡邉 | そうだね。あなたはね(笑 |
野村 | 私、超マジメだったんですよ?もう合格してるのに、まだテスト(効果測定)受けたりして。 |
渡邉 | ヒマつぶしでしょ?(笑 |
野村 | フフ、友達と一緒に帰りたくて(笑。 待つついでにテスト受けて。 |
─ | ついで、ですか(笑。 |
野村 | でも、テスト、99点取ったんですよ?すごくないですか?(笑ただ、100点は取れなかったんですけど。 |
─ | アレ、90点以上(合格)取ると受付のお姉さんが─ |
野村 | 「おめでとうございます!」って言ってくれる(笑。 |
渡邉 | 言ってくれる。 |
─ | 不合格だと、何て言われるんでしたっけ? |
二人 | 「惜しかったねー」(笑 |
─ | ああ、そうでした(笑。 |
渡邉 | 受付のお姉さんとよく喋ってたよね? 一人で。 |
野村 | 喋ってた(笑。 「惜しかったね」とか声をかけてくれるし、自分から話しかけたりもして(笑。 |
渡邉 | それは、あなただけ。普通の人はそんな会話続けないもん。あなたの喋り相手、大変だったと思う(笑。 |
野村 | なんか、私がいるとうるさいみたいで、「野村さんがいるとすぐ分かる」って言われてたみたい(笑。 |
Q. | では、指導員はいかがでした? やさしかったですか? |
渡邉 | いえ。修了検定前の鈴木英正さんは厳しかったです(笑。 |
野村 | 検定の直前だからね(笑。 厳しくなるのは当たり前なんだけど。 私の場合は、齊藤さんかな。厳しかったけど、でも、そこが良かった! めちゃくちゃダメ出しされたんですけど、そこに助けられました。 |
渡邉 | ただ、それも2段階になったとたん、メチャやさしい(笑。 |
野村 | 分かる!めっちゃやさしい(笑。 |
渡邉 | 神様に見えた(笑。 |
野村 | 鈴木さん、めっちゃイイよね?「良いパパ」って感じだよね?雰囲気が。 |
─ | …良いパパ? |
野村 | 勝手な想像なんですけど…(笑、「良いパパなんだろうな」って感じがスゴイする。 |
─ | なるほど。 |
渡邉 | 鈴木さんはね、ホントに分かりやすい。言葉が。で、詳しい。 |
野村 | そう!詳しい。「何故、今こうなってるか」というのを言ってくれる。こっちが間違ってなくても、ちゃんと言ってくれるんです。ウインカーを出すときにどれぐらいで出せばいいか、とか。 |
渡邉 | あとね、聞きやすい。質問がしやすい。 |
野村 | そう。質問しやすい。…というか、皆、質問しやすいんですけどね(笑。 |
渡邉 | いや、私は鈴木さんだけだな~。あと、鈴木さんは検定員さんだから、言うことが適格というか。検定目線というか。 |
野村 | あー、私はそれ、齋藤さんだったな。検定でどう判断されるか、どう減点されるかもふまえて教えてくれるので。 |
─ | なるほど。 |
渡邉 | あと、良かったのが、伊藤さん! |
野村 | あー。伊藤さんはね、コミュ力がね。 |
─ | コミュ力…? あ、コミュニケーション能力ですか? |
渡邉 | はい。伊藤さんはコミュ力が高い。喋りやすい。1時間、ずーっと喋りっぱなしです(笑。 こういう先生の仕事ってコミュ力がすごい大事だと思うんですけど、伊藤さんはきっとそれがズバ抜けて高いと思う。やる内容は同じでも、伊藤さんだとメチャ楽しくなりますし。 伊藤さんじゃない日は「今日は伊藤さんじゃないんだ…」と軽くショックを受けるぐらい(笑。 |
野村 | 分かる。好きな先生だと、学科とかでもそうなんですけど、同じこと言ってても、面白く聞こえる。 |
渡邉 | えー学科? 学科に「面白い」とかある?(笑 |
野村 | あるよ!学科で2~3人のときもあって、めっちゃ楽しかったです。 |
渡邉 | えー。少人数の学科はヤダな~。それは受けたくない(笑 |
「Q、入校の時期は春休みで正解でした?」 |